一級塗装技能士の資格を持っております、スザキペイント株式会社の前田です。
塗料選びの際に「遮熱塗料にするとどのようなメリットがあるの?」と疑問を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当社にご依頼いただくお客様からも、遮熱塗料についてのご質問をいただくことが多くなってきました。
そこで今回は、同じように塗料選びに悩んでいる方のため、遮熱塗料の「メリット」について詳しく解説していきます。
ぜひ、外壁塗装の塗料選びに困った際は参考にしてみてくださいね。
遮熱塗料とは?
遮熱塗料とは、太陽光を反射して室内の温度の上昇を防いでくれる塗料のことです。
正式名称は「高日射反射率塗料」といいます。
自治体によっては補助金や助成金がもらえる場合も
遮熱塗料を使用して塗装を行うと、自治体によって補助金や助成金がもらえる場合があるので、事前にチェックしておきましょう。
多くの人が知っているように、年々地球温暖化の問題は深刻化しています。
地球温暖化の原因は、地球を覆っている温室効果ガスの二酸化炭素の濃度が増加していることです。
電気は、石油や石炭などの化学燃料を燃やした際にできるエネルギーによって作られているため、電気を使用する量が増えると排出される二酸化炭素も増加し、地球温暖化を加速させる要因となってしまいます。
とくに夏場などの暑い季節には、室内の温度を下げるためエアコンの使用量が増加するという人は少なくないのではないでしょうか?
遮熱塗料は、室内の温度の上昇を防いでくれるため、エアコンで使用する電気の量が減り省エネにつながります。
結果、地球温暖化防止につながるため、国に推奨されています。
ところが、すべての自治体で補助金や助成金が出るわけではありません。
まずは、住んでいる市町村で補助金や助成金が出るかどうかや支給条件、申請方法などを確認してみましょう。
遮熱塗料の『メリット』
それでは、遮熱塗料を使用することによって得られるメリットをチェックしていきましょう。
▼地球温暖化防止につながる
前述したように、遮熱塗料を使用することは地球温暖化の防止につながります。
▼電気代の節約になる
エアコンの設定温度を1度下げると、約10%の節電になるといわれています。
遮熱塗料を外壁や屋根に使用すると、室内の温度が低くなりエアコンの使用量が減ったり設定温度が下がるため、電気代の節約につながるというメリットがあります。
▼体感温度が涼しくなる
遮熱塗料は、太陽光を反射してくれます。
暑い夏でも室内への影響が少なく、通常の塗料と比べると2度~3度程度の温度差があるといわれています。
種類によって耐用年数や性能は異なる
ここで注意しなければならないポイントが、遮熱塗料は種類によって耐用年数や性能が異なるということです。
耐用年数が低い遮熱塗料に比べ、耐用年数が高い塗料のほうが性能が高くなります。
そのため遮熱塗料によって塗装を行う際は、慎重に塗料の種類を選ぶようにしましょう。
断熱塗料との違い
断熱塗料は、熱や冷気の浸入を防いでくれる塗料で、遮熱塗料のように太陽光を反射しないことが特徴です。
遮熱塗料と比べると価格は高くなりますが、夏は室内を涼しく保ち冬は室内外に熱を逃がさないというメリットがあります。
選択に迷った際は、金額や耐用年数を比べてみて、よりマッチしたものを選ぶようにしましょう。
塗装でお困りの際は『スザキペイント株式会社』へ
スザキペイント株式会社では、屋根や外壁の塗装を承っております。
当社には、幅広い知識と高い技術を持つスタッフが多数在籍しており、お客様の大切な家を責任を持って施工させていただきますのでご安心ください。
また、どのような些細な疑問や不安もお気軽にご相談いただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どのような性能を持つ塗料を選ぶかで、室内での過ごしやすさや工事の頻度は変わってきます。
外壁塗装をする際は、事前にどのような塗料があるのかを調べておき、後悔することを防ぐようにしましょう。
今回の記事が、あなたの塗料選びの手助けとなりましたら幸いです。
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