屋根塗装の縁切りとは?|必要性を解説


兵庫県で屋根塗装を承っております、スザキペイント株式会社の前田です。

先日、お客様より「屋根塗装で行われる縁切りとは何ですか?」というご質問を受けました。
縁切りは屋根の耐久性に関わる重要な作業のひとつで、スレート屋根の塗装の際に行われる作業のことです。
では、この作業は一体どのような理由で行われるのでしょうか?

今回は、同じような疑問を持つ方に向けて屋根塗装の「縁切り」について詳しく解説していきます。
ぜひ、これから屋根塗装を行う予定のある方は、参考にご覧くださいね。

縁切りが必要な『屋根の種類』


塗装工事の際に縁切りが必要かどうかは、屋根の種類によって決まります。
縁切りが必要になるケースは、「スレート屋根」の場合です。
しかし、スレート屋根であっても屋根の勾配が急な場合や、経年劣化によって屋根材が沿っているときなどは縁切りが必要ない場合もあるため、縁切りの作業をしないからといって悪徳業者であるとも言い切れません。

ところが、残念ながら塗装業者のなかには縁切りが必要でも手抜き工事をして縁切りを行わない悪徳業者も存在するため、業者を選ぶ際は実績やホームページなどを十分にチェックし、慎重に選ぶようにしましょう。

スレート屋根とは?



スレート屋根とは、セメントを主成分とした厚さ5mmほどの薄い板状の屋根材を使用して作られた屋根のことです。
耐久性の高さや見た目のスタイリッシュさから、昨今では幅広い建物で使用されており「コロニアル」や「カラーベスト」、「化粧スレート」や「スレート瓦」ともよばれます。
種類は、大きく分けて「天然スレート」と「化粧スレート」の2つに分類されます。

縁切りの『必要性』



屋根材が重なり合っている部分には隙間があり、その隙間には屋根の内部に入り込んだ雨水を排水するという重要な役割があります。
しかし、塗装を行うとこの隙間が塗料で埋まって雨水が溜まってしまうため、屋根の内側に雨水が浸入し雨漏りが発生する原因に……。
そのため、屋根塗装を行ったあとにはふさがってしまった部分の塗膜を切り、水の通り道を確保する「縁切り」を行います。

縁切りで使用する『道具』


縁切りで使用する道具は業者によっても異なりますが「ヘラ」や「カッター」、「タスペーサー」を使用して作業が行われます。

従来ではヘラやカッターを使用して作業が行われることが一般的でしたが、ヘラやカッターを使用した場合、塗装の工程がすべて終わったあとにもう一度屋根まで上がり作業を行う必要があり、時間や手間がかかるだけでなく完成した屋根を汚してしまう恐れがありました。

対して、タスペーサーは屋根と屋根の間に挿入して使用される道具で、隙間を作ることができるため縁切りをする必要がなくなります。

塗装作業の「下塗り」と「上塗り」の間に使用するため、完成後に屋根に上がる必要がなく、ヘラやカッターを使用した作業に比べて短い時間で作業を終わらせることができるというメリットがあり、現在では「タスペーサー」が主流となっています。

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・「塗装工事を依頼したいけどどの業者に依頼すればいいか分からない」
・「きちんとした技術と知識を持つ業者に依頼したい」

塗装工事を依頼する際、上記のように業者選びに悩みなかなか一歩を踏み出せないという方も少なくありません。
スザキペイント株式会社では、塗装に関する幅広い知識と技術を持った一級塗装技能士の資格を持つ職人が在籍しており、お客様の大切な住まいを守るため、丁寧で高品質な施工を行いますのでご安心ください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回は、屋根塗装の縁切りについて紹介しました。

この記事で、あなたの塗装工事に関する疑問が少しでも解決しましたら幸いです。


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